古紙回収・廃品回収、古新聞はおまかせの春日井宮崎です。

Q&A

Q.紙を使うと、たくさんの木を切らないといけないのですか?

  1.  私たちが使う紙のために世界の森林が伐採されるという見方がありますが、これは必ずしも正しいとは言えません。というのは、紙の原料となるパルプ材の多くは、国内材・輸入材ともに製材時などに出る廃材や森林の手入れ時に出る間伐材などを有効利用しているからです。また、それ以外のパルプ材も、持続的な植林と計画的な伐採が行われている北米や豪州などの人工林からのものを利用しています。さらに、回収された古紙も製紙原料としておおいに役立っています。紙・パルプ統計によると、2000年のわが国の製紙原料の内訳は、古紙が57.0%と半分以上を占め、木材パルプが43.0%弱、その他の繊維が0.2パーセントを占めています。紙のリサイクルを進めることは、地球環境を守ることにつながります。

Q.古紙をたくさん利用されている段ボールについて教えてください。

  1.  私たちの生活に欠かせない段ボールは、古紙が一番多く使われている製品で、段ボール古紙が9割以上も使われています。
     そのような段ボールは、1856年にイギリスで生まれました。当時は包装材ではなく、帽子の汗取り用として使用されていました。それから15年を経て、アメリカで緩衝材として実用化され、やがてビンやかめ(瓶)の包装用として広く使われ始めたと言われています。わが国での段ボールの出発点は、1909年(明治42年)に製造された電球の包み紙でした。
     段々のあるボール紙が使われていることから「段ボール」と名前がつけられたのもこの頃です。軽くて丈夫、安価で大量 生産や印刷も可能。しかも折り畳めてリサイクルもできる。そのような段ボールは、それまで主流だった木箱に代わり、物流包装材の主役となりました。  また、段ボールは強度、耐久性、経済性などが優れているため、家具や建材など新しい分野でも使用されています。今後も研究や開発が進められ、さらに新しい可能性が広がっていくことが期待されています。

Q.最近行われている「3R」って、どのようなことですか?

  1.  「3R」とは、「リデュース(Reduce)」、「リユース(Reuse)」、「リサイクル(Recycle)」の3つの頭文字をとったもので、循環型経済社会を理解するための最も重要なキーワードです。  限りある資源をもっと大切に使い、廃棄物を削減するために、まずゴミの発生をできるだけ抑え(リデュース)、次に繰り返して使用し(リユース)、最後に再使用できなくなったものを資源としてリサイクルしよう、という考え方です。リサイクルだけでなく、資源の循環をもっと大きな枠組みで考えることで、持続可能な社会に変えていくことをめざしています。

Q.グリーンマークとは何ですか?

  1.  グリーンマークは樹木をデザイン化したマークで,再生紙を利用した紙製品に表示されています。1981年に財団法人古紙再生促進センターが再生紙製品の利用を促進する目的でグリーンマーク事務局を開設しました。製品のメーカーから申請を受けて,事務所で審議,決定し,認可されたものがグリーンマーク商品で,現在で表示製品数は15,000銘柄を超えています。

Q.再生紙は何回くらい再生されるのですか?

  1.  紙の再生は、3〜5回が限界といわれています。再生を繰り返すうちに繊維の表面のシワがすり減って、繊維そのものが細かくなっていき、ついには、紙として再結合することができなくなります。
     再生紙は、古紙や新しいパルプを水に溶いてブレンドして作ります。劣化が進んだ古紙の割合が多くなるにつれて、できあがる再生紙の質も下がります。おおむね、OA紙・トイレットペーパー・新聞・雑誌・段ボールの順です。それぞれの再生過程で、劣化しきった古紙の繊維は、印字のインクなどの不純物と一緒に除去され焼却されます。
     また、古紙が家具や断熱材として再生されることもあります。変わったところでは、再生紙を使った棺桶なんてものもあります。古紙の再生方法はいろいろありますが、最後にはは燃やされてしまいます。